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2017 SUMMER vol. 01

2017

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日発行 発行=株式会社 創言社 〒

102-0072 東京都千代田区飯田橋4

-8-
13 山商ビル7階 TEL 03

-3262
-6275   URL http:

//so

-gensha.com/

 創言社の社員で活版印刷を知っているのは、還暦前後のベテラン社員
に限られています。彼らは口を揃えて、「昔の活版印刷には独特の味が
あった」と力説しますが、残念ながら若手の社員にはいまいち伝わって
いない様子。どうやら、今はほとんど目にすることのない活版印刷には、
人を惹きつけてやまない魅力があるようです。この本は、そんな活版印
刷を仲立ちにして、人と人との絆や秘めた思いのゆくえを、あたたかい
筆致で描いた物語です。
 川越の街の片隅に佇む印刷所・三日月堂。店主が亡くなり、長らく空
き家になっていた三日月堂に孫娘の弓子が帰ってきて、細々と営業を再
開する。そこにいろいろな思いや悩みを抱えた人が訪れ……というス
トーリー。これを読めば、自分にしかない印刷物を三日月堂に頼みたく
なるかもしれません。

活版印刷 三日月堂

(ポプラ文庫)

ほしお さなえ著

 激推し

 BOOK

創言社

◎編集後記◎

 自分の会社のことを誌面にまとめるのは、とても新鮮かつ初心に返る作業でした。思い返せば私は、小学校
の校長先生にインタビューをして学級新聞に載せたり、高校では野球部が試合に勝つと、勝手に号外を作って
校内に貼りまくったりしていました(笑)。今改めて「好きなことを仕事にできて良かった」と感じています。

(すぎざきすなお)

 目白通りから一本入った路地裏にある「まんな
か屋」。ほぼ満席の店内に足を踏み入れると、店員
のおばちゃんが笑顔で迎えてくれます。アツアツ
の大粒カキフライは絶妙な揚げ具合で、一口噛む
ほどにサクッ、トロッ。ホカホカごはんもお米が
キラキラ。おいしいお米が食べられる定食屋は貴
重なので、ついつい大盛りを頼んでしまいます。
締めは卓上にある新鮮な生卵をパカッ。チャチャッ

と軽くほぐしたらお醤油をタラリ。卵ご飯って、
とてもシンプルなのに、どうしてこんなに美味し
いのでしょう。
 小鉢の切り干し大根やポテトサラダのどこか懐
かしい味、「いっぱい食べなさいね」と言ってくれ
る店員のおばちゃん……都会のド真ん中にありな
がら、なんだか田舎のお母さんを思い出してしま
うあたたかいお店です。

まんなか屋のカキフライ定食

に来

たら

これ

食べ

第一回

住   所:東京都千代田区飯田橋4-6-7 河野ビル1F
営業時間:ランチ      (月〜土)11:30〜14:00
 

ディナー(月〜土)17:00〜22:00

 

         (L.O 21:30)

定  休  日:日・祝

※カキフライ定食は、9月頃から販売開始予定。

◇居食処 まんなか屋