社内報担当を任命され、お困りではありませんか?
このコラムでは、企画・取材・撮影・原稿作成・レイアウト・校正、それぞれのポイントを掲載していきます。
第五回
知っておくべき取材の基本
インタビュー、座談会、ルポなど、取材といってもいろいろな変化に富み、取材方法も異なります。しかし、どんな取材も基本的な心構えは同じです。
一般的な「インタビュー」を例に、どのような心構えで取材に臨むべきかを解説します。
【取材を成功させる10カ条】
▼取材前
①取材テーマの事前調査
資料などによるリサーチを確実に実施すること。
②質問項目の整理
取材先で困らないよう、質問項目は多めに準備する。
場合によっては事前に質問項目を被取材者に伝えておくことも必要。
③被取材者に関する予備知識を入手
よく知る人から聴取しておくと役に立つ。
▼取材時
④ICレコーダー等で録音する
事実関係や数字などに間違いが生じないよう、インタビューを録音する。
⑤取材意図・主旨を明確に伝える
すでに書類で提出してあっても、その場で手短に説明する。
⑥質問は相手にわかりやすく、漏れがないように
取材漏れは後の原稿作成が難しくなり、最悪の場合は再取材もありうる。
⑦できる限りメモをとる
聞き起こし(テープ起こし=テープの内容をそのまま文字に起こすこと)は録音時間の5倍以 上、プロでも2倍はかかる。原稿作成の基本はメモから。
⑧写真撮影は正面と左右から
取材目的に合わせて、表情やポーズも狙う。
⑨固有名詞の確認は忘れずに
被取材者が社外の人の場合は特に注意。職位、人名だけでなく、会社名、製品名、地名など。 わかりにくいものは本人に書いてもらうこと。
▼取材後
⑩できるだけ早めに原稿作成を
時間が経つと取材の臨場感が薄れ、書き漏らしの原因となる。
いかがでしたか?
インタビュー時にアタフタしないよう、事前の準備が大切です。
次回は「取材用チェックリスト/持ち物一覧」をご紹介します。
↓ バックナンバーもぜひご覧ください ↓
第一回「社内報に掲載するべき情報とは?」
第二回「読んでもらえる社内報の条件とは?」
第三回「スケジュールと発行サイクル」
第四回「企画・ネタの重要性」
社内報のネタや企画、デザインに困ったら…
社内報の “企画・取材・撮影・原稿作成・レイアウト・校正” それぞれのポイントを掲載した「社内報ハンドブック」を、ぜひご活用ください。
株式会社 創言社
企業広報誌の制作・編集は、千代田区飯田橋の創言社にお任せください!
社内報・グループ報・会社案内・各種報告書・社史・パンフレット・カタログ・ポスター・イラスト等、経験豊富なスタッフが最適なツールをご提案いたします。
【社内広報誌制作のお問い合わせは】
〒102-0072 東京都千代田区飯田橋4-8-13 山商ビル7階
TEL:03-3262-6275 (受付時間:平日9:30~18:00)
専用フォーム:https://so-gensha.com/contact-us/consultation/
ホームページURL:https://so-gensha.com/