-コラム–  第七回「わかりやすい原稿を書く」

 

社内報担当を任命され、お困りではありませんか?
このコラムでは、企画・取材・撮影・原稿作成・レイアウト・校正、それぞれのポイントを掲載していきます。

 

第七回
わかりやすい原稿を書く

 


社内報の原稿は文学作品ではないので、第一にわかりやすさ、正確さを旨とし、誰が読んでもまぎれがない文章にしなくてはなりません。
そうした観点から原稿作成における注意点をまとめました。

 

【原稿作成9のポイント】

①全体の構成を決める
3分割法(序・破・急)」「4分割法(起・承・転・結)」のいずれかに決める。
大抵の文章はこの2つでまとめることができる。

② センテンスは短く
だらだらと長い文章は、とかく主語と述語がチグハグになりがち。
簡潔にまとめること。

③ 漢字とひらがなのバランス
極端な例では、漢文や昔の電報など。
バランスがとれていないと読みづらく、意味が伝わらない。

④ 論理性
何を言いたいのかがわからない文章になってしまわないよう、テーマは常に頭に置いて書く。

⑤ 文体の統一
「である」「です、ます」のいずれかに統一。

⑥ タイトル、小見出しをつける
これがないと文章は読みにくい。あれば内容が明確に伝わりやすく親切。

⑦ 必ず原稿チェックを
書きっぱなしはミスのもと。必ず推敲すること。

⑧ 辞書を活用
不確かなものは、すぐに辞書等で確認する習慣をつけること。

⑨ 常日頃から良い文章に接する
書き手のリズムや息づかいを体得できる。

 

 

いかがでしたか?
誰が読んでもまぎれがない文章を書くためには、まずはたくさんの本を読むのが一番です。
SNSの投稿等で、文章をまとめるトレーニングをするのもいいかもしれませんね。

 

次回は「レイアウトの基本テクニック」をご紹介します。

 

↓ バックナンバーもぜひご覧ください ↓
第一回「社内報に掲載するべき情報とは?
第二回「読んでもらえる社内報の条件とは?
第三回「スケジュールと発行サイクル
第四回「企画・ネタの重要性
第五回「知っておくべき取材の基本
第六回「取材用チェックリスト/持ち物一覧

 

 

社内報のネタや企画、デザインに困ったら…
社内報の “企画・取材・撮影・原稿作成・レイアウト・校正” それぞれのポイントを掲載した「社内報ハンドブック」を、ぜひご活用ください。

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